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コメント歓迎。腐女子話注意。擬人化苦手な人も注意。
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ブラック。シャルルのお話、二話目です。
一話書いたの九月ってwwwwほぼ半年前じゃんwwww
えっとこれから頑張って行きたいです。言うだけはタダです←

ゲームの流れでシャルルが主人公だったらどういう風に進むかという
話なのでところどころゲームの台詞拝借してるんですが
それでもなかなかかけませんね^^;どんなけ文字嫌いなのw

続きは下からどうぞ(擬人ポケ注意)
ちなみに第一話めはこちらです。

シャルル、イブ&いずれできる仲間の設定もできました!
設定のほうはこちらからどうぞ!

~~~~~

ポケモンバトルで汚れてしまった部屋をママに任せて、私達三人は
アララギ博士にお礼を言うため、研究所にきていた。

「ハーイ!待ってたわよ」

ハイテンションにだけど優しい笑顔で迎えてくれた博士に私達は慌てながらこんにちはとお辞儀をする。

「あ!すごーい!もうポケモン勝負をしたのね。ポケモンたちもきみたちを信頼しはじめた・・・そんな感じ!」

にこにこと笑いながら、ミジュマルの頭を撫でる。優しい手つきだ。博士は本当にポケモンが好きなんだろう。
そうだ私はこの人に憧れてポケモンウォッチャーを…ゆくゆくはポケモン博士になりたいと思うようになったのだ。こんな風に優しくポケモンを撫でられるような人になりたいと幼いながらに憧れた。

「ところでポケモンにニックネームをつける?」

ふいに振られた言葉に思わずきょとんとしてしまう。名前?
よくよく考えたらポケモンに名前をつけるなんて初めてだ。以前ゲットした子達はほとんど野生の子達だったが皆名前を持っていた。
名前もない外にも碌に触れていない子が私なんかといていいのか。急に不安に駆られる。私は彼女に悪影響を与えたりしないだろうか。真っ白な彼女に。

「マスター?」

ミジュマルが不思議そうにこちらを見上げる。その声に我に返る。最近、すぐに思考の渦に陥りがちだ。ふるふると首をふってなんでもないと言った。

「で?どうするの」

「えっと…じゃあ、イヴ。イヴで…」

「なるほどなるほどイヴというんだ。すっごくいい名前よね!」

よかったねとまたにっこりとイヴを撫でて、博士はポケモン図鑑の説明を始めた。イヴはつけられたばかりの名前を「イヴ…イヴ…」と自分に覚えさせるように唱えている。始まりと言う意味でつけた名前。私自身は始めるつもりなんてないくせにとても皮肉な名前をつけてしまったかもしれない。でもこの子には何かが始まってほしい。そう思ったらふっと浮かんだのだ。

「では次のステップね。ポケモンと出会う方法を教えるから1番道路に来てね!」

言うな否や博士は飛び出すように研究所を出て行った。残された私達はあまりのすばやさに呆然とドアのほうを見つめる。我に返ったベルが興奮したように声をあげた。


「あっ、あたしたち博士に頼まれたから冒険してもいいんだよね?自分のやりたいことを探してもいいんだよね?」


「ああ、図鑑を完成させながら好きなように旅すればいい。…ようやくポケモントレーナーになれたんだ。他のトレーナーとの実戦を重ねて強くなるよ僕は」

「なんだかドキドキしてきた!ねえ、シャルルはイヴとなにするの?」 

「・・・え?」


何って・・?そもそも私は旅をする気などなかった。ただ流されるままにここにいる。また思考の渦にぐるぐるしているとベルが手を引っ張ってきた。


「ほら!早く博士のところに行こうよ!博士、待ちくたびれちゃうよ!」


研究所を出るとそこにはママが立っていた。こちらに気づいたのか笑顔で近づいてくる。


「ポケモン図鑑の完成をお願いされたんだ!?すごーい!・・なんてね!
 実はママその話はすでに知ってるんだけどね。というわけで!」

そういって差し出されたのはタウンマップ。ベルもチェレンも受け取ってそれぞれお礼をいいとても嬉しそうにしている。

「ポケモンだけじゃなくてイッシュ地方の素敵な所いっぱいいっぱいみつけてステキな大人になるのよ!じゃ、いってらっしゃい!!」

そういってママはぽんと背中を押してくれた。いってきまーすとベルは私の手を引いたまま一番道路へと向かう。引きずられたまま不安そうな顔でママを見ると一瞬困ったように苦笑してまた笑顔で手を振ってくれた。

一番道路に着くと博士がポケモンの捕獲方法を教えてくれた。それにすっかり興奮したベルが提案をする。

「ねえねえ!あたし、いいこと思いついたんだけど!どれだけポケモンを捕まえたかみんなで競争しようよ?」

「なるほどね。そういうことならおもしろいな」

「あたしとポカブのコンビが一番に決まってるもん!」

二人とも早くねー!!そういいながらベルは道路へ駆け出していく。チェレンはやれやれと首を振るとその後について行った。それを呆然と見送る。

「(・・・二人とも楽しそうだな)」

まるでジョウト地方で旅立ったころの私みたい。
旅立ちの当日。いろいろなポケモンを見れる嬉しさで初めのポケモンも貰いにいくことも忘れるくらいだった。その時のことを思い出して少し笑ってしまう。その飛び出していってしまいたくなる衝動は今はどこにもない。

「マスター?」

なかなか動き出さない私にイヴは不思議そうに覗き込んでくる。困ったような心配そうな顔。なんだか覗き込まれてばかりだ。

「なんでもないよ。行こうか」

そういって、私は足を進めた。








「えええ!まだイヴ1人なの!?」

カラクサタウンの入り口で待っていた二人に話しかけるとベルは不満そうに声をあげた。草むらを避けに避けてきた私の前に野生のポケモンは現れることはなく、それではもちろん捕まえられることもない。イヴ一人じゃ寂しいんじゃないかなぁとつぶやくベルに私は苦笑した。

「・・イヴがいれば十分だから」

そう言う私に二人は顔を見合わせて、眉を顰めた。
わかってる。二人が私を元気付けようとして明るく振舞ってくれていることくらい。それでも私は新しい仲間を作ることが怖かった。まだイヴにも戸惑っていうのにこれ以上仲間なんて…。

「じゃあカラクサタウンに行くよ。博士が待ってる」

空気をかえようとチェレンが言う。そうだねそうだね!いこう!とベルはまた先頭で駆け出して行く。私はゆっくりと二人の後についていった。
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