コメント歓迎。腐女子話注意。擬人化苦手な人も注意。
一週間でコンプリート7の指令(ストーリー:ちっちゃくなっちゃった!編)
1.手のひらサイズになった恋人
2.可愛い、とか言ってる場合じゃないか・・
3.あれ?あいつ見ないけど・・どこ行ったの?
4.ポケットの中で見る君の世界は
5.踏み潰される・・!!!
6.もう元に戻れなかったら?
7.やっぱりぎゅって抱き締められるサイズがいいな
今日にぎりぎりセーフ!!
無理やり展開ですがそこは目を瞑ってーー
ちなみにお借りしたサイトさんはここ。『milk』様。
1.手のひらサイズになった恋人
2.可愛い、とか言ってる場合じゃないか・・
3.あれ?あいつ見ないけど・・どこ行ったの?
4.ポケットの中で見る君の世界は
5.踏み潰される・・!!!
6.もう元に戻れなかったら?
7.やっぱりぎゅって抱き締められるサイズがいいな
今日にぎりぎりセーフ!!
無理やり展開ですがそこは目を瞑ってーー
ちなみにお借りしたサイトさんはここ。『milk』様。
「へぇ~、哀ちゃんの薬でちっちゃくなったんだ~」
快斗は感心しながら、てきぱきと朝食を作っていく。
俺と灰原はその様子を見ながら、リビングのテーブルに座り
(コナンの場合はいすに座れないので本当にテーブルに座っている)質問にあいづちを打っていた。
「ったく、たかが夜更かししたくらいでこんなことされるなんて溜まったもんじゃねぇぜ」
「誰かさんが人の言うことを一向に聞かないからでしょう
睨みあうオレ達に苦笑しながら快斗は作った朝食を次々にテーブルに並べていく。
オムレツ、ベーコン・・どれも即席とは思えないくらい美味しそうに仕上がっていた。
「はい、これがコナンの分」
そう言って目の前に置かれた小皿には器用にも小さなサイズで灰原と同じ朝食が盛り付けられていた。
「・・・」
「あら、可愛いわね」
皮肉を込めてくすりと笑う灰原を一瞥し、横のほうを見ると褒めてと言わんばかりに尻尾を振っている快斗の顔が見えた。
「えへ~v大変だったんだぜ~。
大きいヘラで玉子引っくり返したり、食べやすいように野菜むしったり・・。
あっ、でもなんかままごとみたいで楽しかったな~♪」
「アホだろ、お前」
「ガーン!!」
即座に返答すると頑張ったのにぃ~とえぐえぐと涙を溜め、嘆き始めた。
灰原はよしよしと頭を撫でながらも楽しそうに笑っている。
「あっ、そういえば!」
さっきまでの落ちこみ様は一体どこに・・?
と聞きたくなるくらい快斗は表情をくるりと変えた。
「ねーねー、コナン・・その格好で寒くないの?」
現在、俺の体を纏っているのは一枚のタオルのみだ。
体と一緒に服まで小さくなるという漫画的ご都合展開は起きなかった。
「しゃーねぇだろ。今の俺に合う服なんてないんだから」
「・・俺持ってるよ?」
「へ?」
「えっとね~・・」
そういって快斗は懐から色々なものを取り出してきた。
手品の仕掛けだろうか。あれでもないこれでもないといいながらどんどんいろいろなものが積み重なっていく。
「あっ、あった!これこれ!!じゃじゃ~んv」
「なぁ・・っ!?」
目の前差し出されたのは子供が良く遊ぶ人形の洋服だった。
まぁ、なんでそんなもの持っているのだとか一体何に使うんだよとは追求しないでおこう。
しかし・・
「スカートじゃねぇか!!」
「だってリ○ちゃん人形の服だもん」
「んなの、着れるか!!」
拳をフルフルと震わせたが快斗はにこにこと笑っている。
「大丈夫!コナンならきっと似合うってv」
「似合ってたまるか!!」
「まーまー、風邪引いちゃうからとりあえず・・」
「!?・・っ、やめ!!」
快斗は俺からタオルを剥ぎ取るとそれはもう楽しそうに俺に服を着せ始めた。
小さくなったオレの抵抗なんて無意味だった。
「きゃ~vコナンちゃん・・かっわい~vv」
「ふふ、江戸川君・・似合ってるわよ」
「嬉しくねぇよ!!」
「・・そうね。江戸川君にはもうちょっとひらひらがついたスカートのほうが良かったんじゃないかしら?」
「あー、そういうのまだ家にあるよ。とって来ようか?」
「とって来なくていい!!」
「なんでー・・可愛いのに、とか言ってる場合じゃないや・・。
哀ちゃん!俺、今日さぁ・・」
叫ぶ俺をよそに二人はあーだこーだと相談を始めた。
俺はもう大声で泣けるのならば泣きたい気持ちで一杯だった。
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